あのカルト的人気を誇る映画の続編

ブレードランナー 2049

 

ついに来た!!  独断で今年1番観たい作品。

数多ある続編の中で、なんと35年の時を経て

「ブレードランナー 2049(Blade Runner 2049)」が銀幕に登場。

 

作では、巨匠リドリー・スコットは製作総指揮にまわり、カナダの新鋭ドゥニ・ヴィルヌーヴが監督に大抜擢された。前作「ブレードランナー(Blade Runner)」は、フィリップ・K・ディックのSF小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?(Do Androids Dream of Electric Sheep?) 」が原作。皮肉にも、ディック自身は「ブレードランナー」が上映され、この小説が脚光を浴びた1982年に53歳の若さでこの世を去っているが。

 

2019年、長く続いた戦争と環境破壊で廃墟と化した地球。生き残った者たちは、安住の地を求めて異星を目指す。人間たちの移住先である異星で、過酷で危険を伴う宇宙開拓の奴隷労働に従事しているのがレプリカントと呼ばれる人造人間だった。人間そっくりに作られたレプリカントは、寿命が4年と短いが、いつしか感情を持ち始め、人間の奴隷という立場を嫌い始める。そんな折、男女4名のレプリカントが地球に逃亡した。そして、ハリソン・フォード演じるブレードランナーのリック・デッカードが、多額の懸賞金のために「レプリカント狩り」を引き受けた。いつの日か、電気羊ではなく、稀少な本物の動物をペットにするという淡い期待を抱いて。

 

それから30年後、2049年。ライアン・ゴズリング演じる、ロサンゼルス警察局の新人ブレードランナーのKは、世界を震撼させる新たな危機に直面する。Kは、協力を仰ぐべく、30年間行方不明になっているかつてのブレードランナー、リック・デッカードを探しに旅に出る。新旧ブレードランナーと、世界転覆を企むレプリカントの対決の行方は如何や。35年ぶりにリック・デッカードを演じるハリソン・フォードのいぶし銀のようなブレードランナーぶりも見もの。余談になるが、恋人を殺害した容疑で世間を賑わせていた南アフリカのパラリンピック金メダリスト、オスカー・ピストリウスの異名は「ブレードランナー」。しかし、映画のブレードランナーはたいして走らず、レプリカントが殺人的な速さで走りまくるのがとても印象的。           

 

 

我等(がとう)あり:美大時代に映像制作を学び映画にはまる。今はなきミニシアターに足繁く通い、又、近所のマニアックなレンタルビデオ屋の常連となり、ビスコンティ、フェリーニ、グリナーウェイ等を次々に制覇。好きな映画は「地獄に堕ちた勇者ども」「ひまわり」、好きな俳優は、マルチェロ・マストロヤンニ。

 

 

この記事は、ニュージーランドの日本語フリーペーパー「KIWI TIME Vol.91201710月号)」に掲載されたものです。


ペット(The Secret Life Of Pets)

飼い主の不在時にペットたちは一体何をしているのか!?NYはマンハッタンに暮らすジャックラッセルのマックスは、飼い主のケイティが大好きで、不在時にはただひたすら彼女の帰りを待ちわびているのだが、他のペットたちはそんなわけではないよう。ずばり、「ペット(The Secret Life Of Pets)」。「ミニオン」のスタッフが送る、かわいすぎるCGアニメ映画。飼い主が外出するやいなや豹変するペットたち。マックスはケイティ待つ間、そんなペット仲間たちとつるんでいたのだが、ケイティが大型犬のデュークを保健所から引き取ってことから、ひと騒動が起こる。主題歌は、ビル・ウィザース(Bill Withers)の「ラブリーディ(Lovely Day)」。なんかほっとして、今日もがんばろうかなぁという気持ちになりそう。

 


ジェイソン・ボーン(Jason Bourne)

タイトルもずばり、マット・デイモン演じる「ジェイソン・ボーン(Jason Bourne)」が銀幕に戻って来た!

ロバート・ラドラムのスパイ小説「ボーン」シリーズの第五作目。記憶を失い、愛する人を奪われた元CIAの暗殺者のジェイソン・ボーンが、ついにすべての記憶を取り戻した!?再び繰り広げられる目くるめくアクションと、ボーンの過去への追跡劇に釘付けになること間違いなし。CIA長官を演じるトミー・リー・ジョーンズや、ボーンを狙う悪の暗殺者を演じるヴァンサン・カッセルなど、個性的な脇も見物。主題歌は「ボーン」シリーズ全作でお馴染みの、モービー(Moby)の「エクストリーム・ウェイズ(Extreme Ways)」。相変わらずかっこいい。

 


ファインディング・ドリー(Finding Dory)

ピクサー・アニメーション・スタジオの大ヒット作「ファインディング・ニモ(Finding Nemo)」の続編、「ファインディング・ドリー(Finding Dory)」が13年ぶりに銀幕に登場。前作の主人公のクマノミのニモの大親友で、ナンヨウハギのドリーは忘れん坊で何でもすぐに忘れてしまう。しかしある日、すっかり忘れていた家族の夢を見る。ドリーの家族は一体どこに?仲間たちに助けられながら、ドリーの家族探しの感動の旅が始まる。

主題歌はオーストラリア出身のシーア(Sia)が唄う、ジャズのスタンダードの代表格「Unforgettable」。目を閉じるとそこは深い深い海の底、シーアの世界観に耽ってしまう。


アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅(Alice Through the Looking Glass)

私生活でゴシップを賑わせているジョニー・デップ(Johnny Depp)が、奇才ティム・バートンと最強タッグを組んだ新作「アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅(Alice Through the Looking Glass)」。「アリス・イン・ワンダーランド」の続編で、お馴染みのキャラクターが勢ぞろい。美しく成長し、ロンドンに戻って来たアリスは、友達のマッド・ハッターの危機を知らされる。ハッターを救うべく、鏡を通り抜けワンダーランドへ。過去を変えようと、時間の番人<タイム>から時を操れる<クロノスフィア>を盗んだアリスは、ワンダーランドの時間を遡り、仲間たちの子供時代へ!主題歌は飛んでるお姐さん、ピンク(P!NK)の「ジャスト・ライク・ファイア(Just Like Fire)」


パープルレイン(Purple Rain)

巨星墜つ!誰しもが耳を疑った、音楽界のカリスマ「プリンス死亡」のニュース。“天才は早死にする”をまさに体現してしまった、早すぎる57歳での死。そんなプリンスが頂点を極めた代表作中の代表作が、「パープル・レイン(Purple Rain)」。紫がトレードカラーのプリンス自らが主人公を演じる、彼の半自伝的な青春映画。ミネソタ州ミネアポリスで、バンド「ザ・レヴォリューション」を率いるギッドが、両親の不和やバンドの人間関係に悩みながら、スターを夢見るアポロニアと出会い、人間として、ミュージシャンとして成長してゆく。クライマックスでは、映画と同名の「パープル・レイン」を熱唱し大団円に。同曲で1984年のアカデミー歌曲・編曲賞とグラミー賞を受賞し、プリンスは黄金期を迎える。


ズートピア(Zootopia)

猫も杓子も続編ばかりの昨今の映画界にディズニーが贈るアニメーション映画「ズートピア(Zootopia)」が初登場。すでに全米ではNo.1大ヒット記録を次々と樹立し、「アナと雪の女王」を超えるのではとの前評判が高い。動物が人間のように暮らす超未来都市「ズートピア」に、ウサギの警察官として初めて任官されたジュディが、狐の詐欺師・ニックとともに未解決失踪事件とその裏に潜む悪に立ち向かう。主題歌がこれ又、前向きで元気が出ると人気急上昇、本作でポップ・スターのガゼル役も務めているコロンビア出身のシャキーラが歌う「Try Everything(トライ・エヴリシング)」はきっとあなたの清涼剤に。


ジャングル・ブック(The Jungle Book)

ディズニーの「ジャングル・ブック(The Jungle Book)」が実写版でスクリーンに登場。原作はイギリスのノーベル賞作家、ラドヤード・キプリングの短編小説。森に捨てられ黒豹に拾われ狼に育てられた少年・モーグリが、ジャングルで様々なことを学びながら成長してゆく物語。CGと実写を融合した迫力満点のリアルな動物たち、壮大なスケールの大自然も見どころながら、スカーレット・ヨハンセンやビル・マーレーはじめ豪華声優陣にも注目。1967年制作のアニメ版「ジャングル・ブック」でも歌われた「信じてほしい(Trust in Me)」を、ニシキヘビのカー演じるスカーレット・ヨハンセンが妖艶に歌う。 


ズーランダー2(Zoolander 2)

新年早々ショッキングなニュース、「20世紀で最も影響力のあるアーティスト」デヴィッド・ボウイの訃報。数多ある有名ミュージシャンの中で、映画でも成功した数少ないアーティストの1人。出演作のひとつ、映画史上最も優れたカメオ出演と言わしめた「ズーランダー(Zoolander)」は忘れがたい。奇しくも14年ぶりに、続編「ズーランダー2(Zoolander 2)」が銀幕にやって来る。ベン・スティラー監督・主演の、ファッション業界を舞台としたコメディでストーリーもさることながら、前作同様、豪華カメオ出演に注目が集まる。今回の目玉はジャスティン・ビーバー。いつしか「21世紀で最も影響力のあるアーティスト」になりうるか!?主題歌は、グラミー賞4度受賞の実力派、フィラデルフィア出身のヒップヒップバンド、ザ・ルーツ(The Roots)の「Here I Come」。


「ヘイトフル・エイト(The Hateful Eight)」

あのクエンティン・タランティーノ監督の最新作、「ヘイトフル・エイト(The Hateful Eight)」がいよいよ銀幕に登場!一時、脚本流出問題により訴訟事件にまで発展し、いったん白紙に撤回されたいわくつきの作品。舞台は南北戦争後の真冬のワイオミング州。吹雪で足止めを食らった曲者8人が繰り広げる密室殺人劇。タランティーノ作品常連の、サミュエル・L・ジャクソンを筆頭にティム・ロス、マイケル・マドセン、そしてカート・ラッセルと個性派ぞろいの演技も楽しみ。予告編主題歌、ザ・ヘヴィー(The Heavy)の「セイム・オールド(Same Ol’)」がこれ又、かっこいい!


「アーロと少年(The Good Dinosaur)」

新年あけましておめでとうございます。

待ちに待ったクリスマスホリデーも子供たちにとってはそろそろ退屈になってきた頃では?何かと恐竜ブームの今、ディズニー・ピクサーの送り出す「アーロと少年(The Good Dinosaur)」。

恐竜が絶滅しなかった世界、そこには文明を築き言葉を話す恐竜と、未開で言葉を持たない人間が存在した。ある日、大きいけれど弱虫の恐竜アーロと、小さいけれど勇敢な少年スポットが出会い心を通わせ合う。予告編主題歌は「オブ・モンスターズ・アンド・メン(Of Monsters and Men)」の「クリスタルズ(Crystals)」。デビュー5年目ながら飛ぶ鳥を落とす勢いのアイスランド出身のポップバンド。


「スヌーピー」

みんなの愛する永遠のキャラクター、

「スヌーピー」が銀幕に登場!


みんな知っていましたか?チャールズ・M・シュルツによる原作「ピーナッツ」は、1950年から同氏が死去する2000年まで何と50年間、アメリカの新聞誌上で連載された人気コミック。内気な少年チャーリー・ブラウンと、その愛犬のビーグル犬スヌーピー、彼の仲間たちによって繰り広げられる、「I LOVE スヌーピー T H E P E A N U T SMOVIE」。3Dで動き回るスヌーピーに心癒されること請け合い。テーマ曲はメーガン・トレイナーの「Better When I’m Dancin’」。スヌーピー共演のMVがかわいい!


007 スペクター(Spectre)

大好きな「007」が再び!

 

サム・メンデス監督による007シリーズ第24作。前作で焼け落ちたジェームス・ボンドの生家〈スカイフォール〉に残された幼少時の写真の謎を解き明かすべく、ローマに潜入したボンドは美しい未亡人ルチアに出会い、新たなる敵・スペクターの存在をつきとめるが・・・ボンドガールのモニカ・ベルッチとレア・セドゥ、イタリア&フランスの美女対決も見物。主題歌は、サム・スミスの「ライティングズ・オン・ザ・ウォール(Writing s on the Wall)」。イギリス人男性ソロ・アーティストによるシリーズ主題歌は何と40年ぶり。


ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション(Mission:Impossible Rogue Nation)

お馴染みトム・クルーズ演じる、スパイ組織“IMF”のベテランエージェント、イーサン・ハントが繰り広げるスパイ・アクション映画シリーズ第5弾、「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション(MissionImpossible-Rogue Nation)」。IMF壊滅を目論む、多国籍スパイ組織シンジゲートの正体を探るべく調査を進めていた最中、国際手配の身となり後ろ盾を失ってしまったイーサン・ハント。世界を「悪の国家(Rogue Nation)」より救うべく、仲間と共に史上最難関のミッションに挑む。スタントマンを使わない、高度5000フィート、エアバスA400Mの外でのアクションシーンが大目玉。主題歌は3人組ヒップホップグループThe Fugeesの「Ready Or Not」。一世を風靡した歌姫ローリン・ヒルがメンバーの1人なんですね!


「ドラゴンボール復活 Z 」                                       (Dragon Ball Z Resurrection F)

復活の「Z」(Dragon BallZ Resurrection F」が海を越えてやって来る。ドラゴンボールシリーズとしては19本目となる本作。サブタイトルである「復活の「F」」の「F」は、主人公孫悟空らの宿敵であった「フリーザ」を指し、宇宙史上最悪の願い、フリーザの復活が叶えられ、蘇ったフリーザは悟空らへ復讐を目論見、ついに激突!主題歌は、やはりCool Japan、日本が誇るアイドルのももクロが、海外上映に合わせて英語バージョンも熱唱。アニメ&アイドル好きには必見。

 


“He’s an embarrassment! He’s such a clutz, I can’t stand it!”「恥だ!ドジでマジたまんない!」

“Acting so full of himself will hurt him in the end!”           「余裕綽々が癪だ!」

The reputation of “that guy” who saved the world varies greatly!  地球を救ったあいつ評判マチマチ

Making his way into the news, head in the clouds, all stuck up,

                                                                                        新聞(ニュース)と雲と図にノっちゃって

He’s playing cool again, like it’s nothing at all!                  へっちゃらだよってまた言っちゃって

But letting your guard down is the biggest threat! That’s right, I gotta give him lecture!

                                                                                         油断は大敵だよ そうだ!説教しなくちゃ

 

「ターミネーター:新起動/ジェニシス       (Terminator Genisys)」

先日のカンヌ映画祭のシネマドゥ ラ プラージュで上映され、再び注目を集めた「ターミネーター」。あれから何と31年の時を経て、今、本作5作目にあたる「ターミネーター:新起動/ジェニシス(Terminator Genisys)」が、アーノルド・シュワルツネッガーと共にスクリーンに蘇る。過去と未来が錯綜する世界で、未来からやってきたT-800型ターミネーターがガーディアンとなり、逞しい女戦士に変身したサラ・コナーを守り共に闘う。かつての名せりふ、「また、戻ってくる(I’ll be back)」がまさに体現!予告編主題歌は、Jettaの「I’d Love To Change The World」。オリジナルは1971年にリリースされた、テン・イヤーズ・アフター(Ten Years After)の「チェンジ・ザ・ワールド」。変な歌詞だけど、古さは感じさせない。
 
Everywhere is freaks and hairies           どこもかしこもへんちくりんな奴ばかり
Dykes and fairies, tell me where is sanity
    レズやホモども、教えてくれ、一体フツーの奴はどこだ
Tax the rich, feed the poor 
          金持ちに課税して、貧乏人には食い物を与えろ
'Til there are no rich no more 
         金持ちという輩がこの世にいなくなるまで

I'd love to change the world
          この世界を変えたい
But I don't know what to do
           でも、一体どうしたらいいか分からない
So I'll leave it up to you
             だからおまえに任せるよ 

「トゥモローランド(tomorrowland)」

ディズニーランドに行ったことのある人なら誰でも知っている、「トゥモローランド(tomorrowland)」が、SFアドベンチャー映画に。17歳のケイシーは、ある日、荷物の中に見慣れぬピンバッジを見付ける。そのバッジに触れると、彼女はたちまち未知なる「トゥモローランド」へ。バッジのバッテリー切れで元の世界に引き戻されたケイシーの前に、見知らぬ少女アテナが現れ、もう1度「トゥモローランド」に行きたければ、フランク・ウォーカーという男を訪ねるように言う。ジョージ・クルーニー演じるフランクは、11歳の時、ディズニーパークのアトラクション、「イッツ・ア・スモールワールド(Its a Small World)」から「トゥモローランド(Tomorrowland)」へ行ったことがあるのだった。今では音楽の教科書にも載っている「小さな世界」。戦争が絶えない世界の人々に是非聴いてもらいたい1曲。
 
Its a world of laughter                     世界中どこだって 笑いあり、
A world of tears                         涙あり,
Its a world of hopes                         希望があり、
And a world of fears                      そして恐れもある
Theres so much that we share               分かち合うことがいっぱい
That its time were aware                   そんなことに気が付く時だよ
Its a small world after all                   世界は結局小さいんだ
  
Its a small world after all                   世界は結局小さいんだ
repeat ×2)                          (繰り返し ×2
Its a small, small world                小さな世界、小さな世界
 
There is just one moon And one golden sun   お月様と金色のお日様がひとつずつ
And a smile means                  そして笑顔は
Friendship to everyone                           誰にとっても仲良しの印
Though the mountains divide                     山がそびえて
And the oceans are wide                           海が広がっても
It's a small world after all                           世界は結局小さいんだ

「マッドマックス 怒りのデス・ロード(Mad Max:Fury Road)」

前作から30年ぶり、ついに銀幕に登場。トム・ハーディが新たにマックスを演じる。砂漠化した荒野で人々は物資を巡って狂ったように争う。武装集団に捕われた一匹狼のマックスは、フリオサという女戦士と出会い、安住の地を求めて危険な砂漠横断を試みる。遥か未来の舞台設定だが、凶悪な武装集団がイスラム国を彷彿とさせて怖い。前作でティナ・ターナーが熱唱した「孤独のヒーロー(We Dont Need Another Hero[Thunderdome]」は今でも圧巻。 


Out of the ruins          瓦礫の中から、

Out from the wreckage      残骸の中から、

Can't make the same mistake this time  

         もう同じ過ちを犯すことはできない。

We are the children        私たちはこども。

the last generation         最後のジェネレーション。

We are the ones they left behind 彼らに置き去りにされた・・

And I wonder when we are ever gonna change it  

そして思う。一体いつになったら変えることが出来るだろう。

Living under the fear till nothing else remains   

  跡形もなくすべてがなくなるまで、私たちは恐怖の中で生きている。

We don't need another hero    他の英雄は要らない。

We don't need to know the way home 帰り道を知らなくていい。

All we want is life beyond the thunderdome  

私たちが欲しいのは、サンダードームに行くことだけなんだ。


「バードマン(Birdman)」

87回アカデミー賞発表で盛り上がった映画界。栄えある作品賞は、前評判も上々だった「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(Birdman or The Unexpected Virtue of Ignorance]」に!かつて「バットマン」で一世風靡したマイケル・キートン(Michael Keaton)が、映画の中では「バードマン」というヒーロー映画で一発当てるも、その後20年以上落ち目の不遇時代を過ごした末、再起を賭け無謀にもブロードウェイに臨む俳優を演じる。奇しくも昨今はアニメの声の出演が主だった活動の、マイケル・キートンの素晴らしい演技が絶賛。予告編の主題歌は、ナールズ・バークレイ(Gnarls Barkley)の「クレイジー(Crazy)」。
Remember when, I remember, I remember when I lost my mind    
                     我を失ったときのことはよく覚えてる、忘れやしない
There was something so pleasant about that place. 
                        そこには何かとても心地いい場所だった
Even your emotions had an echo                               感情さえもこだましてしまう
In so much space                     それくらいだだっ広い場所だった
And when you're out there                そこに行けば
Without care,               何の気兼ねも要らないんだ
Yeah, I was out of touch       そう、僕はすべてから解き放たれたんだ
But it wasn't because I didn't know enough でも僕が無知だからじゃないんだ
I just knew too much           むしろ僕は知りすぎていたんだ
Does that make me crazy?        僕を狂わせるのかい?
Does that make me crazy?        僕を狂わせるのかい?
Does that make me crazy?        僕を狂わせるのかい?
Probably                多分ね

「セルマ(Selma)」

年明け早々、アカデミー賞前哨戦として注目度も高い、ゴールデングローブ賞が発表されました。結果、栄えある映画作品賞は、「6才のボクが、大人になるまで。(Boyhood)」と、「グランド・ブダペスト・ホテル(The Grand Budapest Hotel)」に!いかにもハリウッド的な大作娯楽映画ではなく、良作を選んでくれたのが映画好きには嬉しいです。主題歌賞は、キング牧師の公民権運動を描いた「セルマ(Selma)」の、コモンとジョン・レジェンド(Common& John Legend)の「グローリー(Glory)」。「セルマ」とは、アラバマ州の都市の名前で、1965年、人間としての平等の権利を求めた黒人たちが、この街からモンゴメリーを目指して出発。これがわずか50年前のアメリカでの出来事だと思うと、衝撃的であるとともに、根深い黒人差別を感じます。2014年に勃発したファガーソン騒乱にも言及したこの曲は、アカデミー歌曲賞にもノミネートされました。果たしてオスカーの行方は!?

One son died, his spirit is revisitin' us
                                                          ある息子が死んだけど、彼の魂は我々の元に還ってくる
Truant livin' livin' in us, resistance is us  
                                              怠惰は我々の中にあるけど、それに逆らうことができるのも我々だ
That's why Rosa sat on the bus  だから、ローザ・パークスはバスで白人席に座ったんだ
That's why we walk through Ferguson with our hands up 
                                だから、我々は両手を挙げてファガーソンを行進するんだ
When it go down we woman and man up
                                               打ちひしがれるとき、我ら、女も男も立ち上がる
They say, "Stay down" and we stand up 
                                       あいつらは「下がっていろ」と言うけど、我々は立ち上がる
Shots, we on the ground, the camera panned up  
                                        銃声、我々は地面に伏せるけど、カメラは上を向く
King pointed to the mountain top and we ran up            
                               キング牧師は山頂を指差し、我々は駆け上るんだ

「ビッグ・アイズ(Big Eyes)」

ティム・バートン(Tim Burton)監督ファンには待望の、「エド・ウッド(Ed Wood)」以来20年ぶりの伝記映画、「ビッグ・アイズ(Big Eyes)」。監督自らもコレクターである、アメリカで50年代から60年代に一大ブームを巻き起こした、大きな瞳の子どもの絵画シリーズ「ビッグ・アイズ」を巡る一大スキャンダルの物語。商才のある夫、ウォルター・キーンは、「ビッグ・アイズ」の作者として一躍有名になり、富を築き表舞台で大活躍をするが、実際に絵を描いていたのは内気な妻のマーガレット・キーンだった。偽りに塗れた自身の分身でもある「ビッグ・アイズ」。事実を公表すべく、マーガレットは立ち上がるのだった。ゴールデングローブ賞主題歌賞にノミネートされた、ラナ・デル・レイ(Lana Del Rey)歌う主題歌「ビッグ・アイズ(Big Eyes)」は、果たして栄冠に輝いているか!
With your big eyes                                  あなたの大きな瞳と
and your big lies (x2)
                             そして、あなたの大きな嘘
I saw you creeping round the garden        あなたが庭を腹ばっているのを見たわ
What are you hiding?                             一体何を隠しているの?
I beg your pardon,                                 お願い、もう一度言って
Dont tell me nothing                           すべて私に話して
I used to think that I could trust you        
                                                 私はこれまでずっとあなたを信じてきたのよ
I was your woman                               私はあなたの女だったのだから
You were my knight and                      あなたは私のナイトで、
Shining companion
                              輝ける伴侶だったのに
To my surprise, my loves demise         驚くべきことに、私の愛は消え失せて
Was his own greed and lullabies                  残ったのは彼の貪慾と子守唄だけ‥
With your big eyes                                 あなたの大きな瞳と
and your big lies (x2)
                             そして、あなたの大きな嘘

「ブラック・レイン(Black Rain)」

2014年日本映画界最大のニュース、巨星・高倉健の逝去。テレビドラマにはほとんど出演しない、まさに「銀幕のスター」でした。若い頃は、任侠映画で鳴らし、ストイックなやくざを演じたらピカ一、劇画「ゴルゴ・13」の主人公・デューク東郷のモデルになったほど。そんな健さんが、燻し銀のような大阪府警警部補を、そしてマイケル・ダグラス(Michael Douglas)がNY市警刑事を演じ、そこに狂気のやくざ・佐藤を演じる松田優作と三つ巴の競演をした、1989年、リドリー・スコット(RidleyScott)監督「ブラック・レイン(Black Rain)」。リドリー・スコット特有の、無国籍なアジア・日本を舞台に、やくざ・佐藤を巡る、抗争、報復、追跡を経ながら、徐々に信頼を深めてゆく日米の警察官2人。主題歌は、グレッグ・オールマン(Gregg Allman)の「Ill Be Hold On」。

I have lived my life my way      俺は俺の人生を俺のやり方で生きてきた
For tonight and for today          夜だって昼だって
Just the strongest hearts they say      大したタマだと彼らは言う
That always survive               いつも生き残ってきたから 
Im fallin through the years           俺は月日を滑り落ちている
As each dream it disappears          夢が消え失せながら
When the night is full of tears      夜、涙が溢れそうになっても
Ill be holding on              俺はがんばり続けるんだ
 
Now this life is instant black       今、この人生は真っ暗闇
But I wont be lookin back             でも、後ろは振り向かない
The rain washed out the tracks         雨が道を洗い流して
Ill never find again                  二度と見つけることができなくても 
Im still reachin for the light         それでも灯を探すんだ
Im still wearin out the night             夜は消えてゆくんだ
And you know Ill be alright            知ってるだろう、俺は大丈夫
Ill be holding on                   俺はがんばり続けるんだ

「ハンガー・ゲーム3 モッキングジェイパート1 (TheHungerGames:MockingJay-Part1)」

ジェニファー・ローレンス主演の人気シリーズ第三作目第一部、原作はスーザン・コリンズのSFアクション小説。独裁国家キャピタル支配下、死ぬか生きるかのサバイバル、「ハンガー・ゲーム」を強いられる他地区の貧民たち。そのゲームを見事勝ち抜き、人々に希望の光を与えた主人公・カットニス。いよいよ、自由のために、キャピトルとの全面戦争か!弱冠 歳でグラミー賞最優秀楽曲賞はじめ各音楽賞を総なめにした、今はときめくNZの歌姫・ロードの「ルール・ザ・ワールド」。

Welcome to your life          人生にようこそ

There’s no turning back        もう後戻りはできない

Even while we sleep          たとえ寝ていると時でさえ

We will find you              きっと君は

Acting on your best behavior     いい子を演じているんだろう

Turn your back on Mother Nature  母なる大地に背を向けてEverybody wants to rule the world  皆、世界を支配したがるんだ

It’s my own design            それは僕自身の計画

It’s my own remorse           それは僕自身の良心呵責

Help me to decide            決断を下すのに力を貸して

Help me make the            自由と喜びを

Most of freedom and of pleasure  利用できるように手を貸して

Nothing ever last forever        永遠に続くものなんてない

Everybody wants to rule the world  皆、世界を支配したがるんだ


「6才のボクが大人になるまで(Boy Hodd)」

6才の少年メイソンが、18才の青年になって親元を巣立つまでを、実際に12年の年月を費やして撮影した、リチャード・リンクレイター監督のBoyhood Los Angelsのインディーロックバンド、Family OfThe Yearの「HERO」にのせて、エラー・コルトレーン演じるメイソンが、多感な少年時代を、両親の離婚・再婚をはじめ、様々な出会いや別れを経て、アイデンティティを確立してゆく様を描いています。ベルリン映画祭最優秀監督賞受賞作。

Let me go                              僕を行かせて

I dont wan to be your hero 僕は君のヒーローなんかになりたくない

I dont want be a big man   僕は偉大な大人になんかなりたくない

I just want to fight with everyone else  僕はただ、みんなと一緒に戦いたいだけなんだ

Your masquerade                   君の仮面舞踏会

I dont wanna be a part of your parade 

僕はその行列の一部になりたくないんだ

Everyone deserves a chance to 誰だって

Walk with everyone else         みんなと歩く機会を与えられているんだ

So let me go                              だから僕を行かせて


「グッドモーニング ベトナム(GoodMorning Vietnam)」

世界を駆け巡った、突然のロビン・ウィリアムズ自殺の悲報。彼をスターダムにのし上げた1987年の異色の戦争映画。武器を持たない米軍ラジオ放送のDJを通して描かれた、もう1つのベトナム戦争。ウィリアムズ演じるクロンナウア一等兵は、米軍ラジオ放送のDJとして、泥沼の戦時下のサイゴンで、お得意のハイテンションなマシンガン・トークを炸裂。ベトナム戦争の最中、戦場の兵士たちに捧げられた、ルイ・アームストロングの「この素晴らしき世界」が、再び大ヒットした。

I see trees of green,        目に映るみどりの木々

red roses too.                   真っ赤な薔薇

I see them bloom,           僕たちのために

for me and you.               咲いてくれている花たち

And I think to myself,    僕はひとりつぶやく・・・

what a wonderful world. 世界はなんて素晴らしいんだろう~

I see skies of blue,           目に映る真っ青な空

And clouds of white.       真っ白い雲

The bright blessed day,    祝福に満ちた日々

The dark sacred night.     聖なる夜

And I think to myself,      僕は自分に語りかける・・・

What a wonderful world. 世界はなんて美しいのだろう~

 

「ルーシー(Lucy )」

 数々の映画史上に残るヒロインを生み出したリュック・ベッソン監督×最もセクシーな女優に選ばれたスカーレット・ヨハンセンの新作アクション映画「ルーシー(Lucy)」。マフィアの闇取引に巻き込まれ、人間運び屋に仕立てられた主人公・ルーシー。超人的な能力を開花させてゆくに伴い、人間性を失ってゆくルーシー。脳科学者ノーマン博士(モーガン・フリーマン)の元に向かうルーシーだが。エンディングはブラーフロントマンのデーモン・アルバーン(Demon Albarn)の「シスターラスト(Sister Rust)」。切なくて哀しくて美しすぎるバラード。

 

Sister Rust, where are you now?

シスターラスト、あなたは今どこにいるの?

I meet you over rocking mountains 

ロッキー山脈の向こうであなたに出会うんだ

Feeling blue 

気が滅入るよ

Waiting for a last friend to walk through 

最後の友達が歩いて来るのを待つのは

All together

皆そろって

When you close your eyes 

目を閉じると

Then I Realise

私は悟る

You were so far away

あなたがとても遠くにいることを

There’s nothing I could do

私にはどうしようもない

To stop you feeling blue 

滅入らないようにすることが

Anyway

どのようにしても


アナと雪の女王 "Frozen"

第86回アカデミー賞で長編アニメーション賞を受賞し、歴代記録を塗り替える

興行成績を収めたディズニーアニメーション「アナと雪の女王(Frozen)」。

最後の公開地・日本でも興行収入は 億円を突破し、空前の大ヒットとなった。イディナ・メンゼルが歌う主題歌「ありのままで(Let It Go)」もアカデミー歌曲賞を受賞し、日本語吹替版を歌う松たか子の歌声は世界中に大絶賛された。戴冠式当日、姉エルサの魔法の力によって永遠の冬に閉ざされたアレデール王国。逃げ出した姉を連れ戻し、王国の氷を溶かすべく妹アナは旅に出る。 

The blockbuster movie "Frozen" from Walt Disney received 86th Academy award for animation.  The best revenue movie in history, over 200 million yen in Japan. Idina Menzes sing the theme song “Let it go” and received Academy award.  Takako Matsu sing it in Japanese translation and became world famous.  Two sisters, Princess Anna and Princess Elsa live in the Nordic kingdom of Arendelle. When Elsa's special powers trap Arendelle in a permanent frozen winter, she flees into the mountains.  Anna sets off on journey to find her sister to get her kingdom back.

It's time to see what I can do 

今が私の力を見せるとき

To test the limits and break through 

限界に挑戦し、それを破るの

No right, no wrong, no rules for me, 

正しいことも、間違ったことも、ルールもない

I'm free!

私は自由!

Let it go, let it go 

ありのままで、ありのままで

I am one with the wind and sky  

私は風になり、空になる

Let it go, let it go  

ありのままで、ありのままで

You'll never see me cry 

もう私が泣いているとことを見ることはない

Here I stand  

私はここに立ち

And here I'll stay 

そして、ここにいる

Let the storm rage on

嵐よ、吹き荒れなさい

 


グレース・オブ・モナコ "Grace of Monaco"

新作「グレース・オブ・モナコ(Grace of Monaco)」ではニコール・キッドマンが今は亡きグレース・ケリーを演じ、それに対しモナコ公室がカンヌ映画祭をボイコットするなど話題が尽きません。当時、ハリウッドでトップ女優だったグレース・ケリーが、モナコ大公レーニエ3世に見初められてモナコ公妃になるため、最後の出演作となったのが「上流社会(High Society)」。「フィラデルフィア物語(The Philadelphia Story)」のミュージカル版で、フランク・シナトラ、ルイ・アームストロングといった共演者との数々のナンバーが素晴らしく、永遠のヒット・ナンバー「トゥルー・ラブ(True Love)」もその中のひとつ。

In the new movie “Grace of Monaco”, Nicole Kidman plays Grace Kelly, and now Monaco Royal is boycotting the Cannes Film Festival.   Grace Kelly, then a top actress in Hollywood, caught the attention of Monaco Prince Rainier the 3rd and was chosen to be the princess of Monaco.  Kelly’s last movie was High Society, a musical version of The Philadelphia Story, with great musicians and actors, such as Frank Sinatra and Louis Armstrong.  True Love became one of the greatest hits forever.

Suntanned, windblown              

日に晒されて、風に晒されて
Honeymooners at last alone           

  やっと2人だけになった新婚旅行者          
Feeling far above par             

   普通以上に距離を感じるけれど
Oh, how lucky we are              

  ああ、僕たちは何て幸運なんだろう
While I give to you and you give to me       

僕がきみに与え、きみが僕に与えてくれる限り
True love, true love …            

   真実の愛、真実の愛


風立ちぬ "The Wind Rises"

日本では2013年興行収入ランキングの栄えある1位を獲得した、宮崎駿監督の「風立ちぬ(The Wind Rises)」がNZにやって来た!ゼロ戦の設計者・堀越二郎と作家の堀辰雄をモデルに、1930年代の日本で飛行機作りに情熱をかけた青年の物語。主題歌は荒井由実時代のユーミンの「ひこうき雲(Vapor Trail)」。これをスーザン・ボイルが英語でカバーしました。ユーミンのオリジナルと比べてみるのもおもしろいですよ。

 

The Wind Rises" has finally arrived in NZ!  This movie was produced by Shun Miyazaki and was ranked the best revenue movie of 2013 in Japan.  It is a story about a Japanese young man and his passion for making airplanes in 1930's.  The movie was based on an airplane engineer Jiro Horikoshi and a writer Tatsuo Hori.  The theme song "Vapor Trail" was originally sang by Yumi Arai, and now Susan Boyle sings it in English.

There's a road, a misty road           
霞んだ道が
Leading up into heaven                
空まで続いていた
She was walking, all alone            
   あの子は歩いていた、 たった1人で
Not a soul was around                
心ここにあらず
There came a little wispy cloud out the blue   
  突然、小さな薄雲が現れ
And it carried her away               
そしてあの子を舞い上げる
She' not afraid of anything          
   あの子は何もおそれない
And she goes without a sound            
そしてあの子は音もなく行ってしまう

レゴ ムービー"The Lego Movie"


レゴ好きにはたまらない!言わずもがな、あのレゴブロックで出来た街ブロック・シティで、レゴフィギュアたちが大活躍をする。マニュアル通りの単調な日常を送るレゴフィギュアの作業員エメットは、ある日、建設現場で見つけた穴に落ちてしまい不思議な世界へ迷い込む。そして、なぜか「選ばれし者」と勘違いされ、お馴染みレゴキャラクターたちと絡み合いながら世界を救出するはめに…CGで描かれたレゴの世界が圧巻!躍動感溢れる主題歌「Everything is Awesome」が頭から離れない。

Ultimate movie for Lego fans!  The exciting story of Lego figures in the Lego block city.  One day a Lego figure worker Emet fell into a hole on a construction site, and into a mysterious world.  He was mistaken for a "chosen one" and ended up saving the world with other familiar Lego characters.  Amazing Lego World impresses you, and the theme song "Everything is Awesome" touches your heart. 

 

So what are you waiting for? Sing along with us....
Everything is awesome
Everything is cool when you're part of a team
Everything is awesome, when we're living our dream
Everything is better when we stick together
Side by side, you and I gonna win forever, let's party forever
We're the same, I'm like you, you're like me, we're all working in harmony
Everything is awesome
Everything is cool when you're part of a team
Everything is awesome, when we're living our dream.....

 

何を待っているの?一緒に歌おう....
すべてが最高
君が味方なら、すべてがいける
すべてが最高 僕たちが夢を生きていれば
僕たちが一致団結すれば、すべてがもっとうまくいく

轡をそろえて、君と僕は永遠に勝って、ずーっとパーティをしよう

僕たちは同じ、僕は君みたいだし、君は僕みたいだよ。僕たちはみんな和衷共同なんだ
すべてが最高
君が味方なら、すべてがいける
すべてが最高 僕たちが夢を生きていれば

 

それでも世は明ける ''12 Years a Slave''

第86回アカデミー作品賞受賞作は、スティーブ・マックィーン(Steve McQueen)監督の「それでも夜は明ける(12 Years a Slave)」。原作はソロモン・ノーサップ(Solomon Northup)の同名の自伝。19世紀半ば、NYの自由黒人(freedman)ソロモンは拉致されてルイジアナの綿花農園へ奴隷として売られる。彼は開放されるまで12年間を南部の奴隷として、過酷な農園主の元に生きる。アメリカ史をあまり知らない私たちにとって、約150年前のアメリカで公然とこんな奴隷売買が行われていたことが衝撃。又、「自由黒人」と「黒人奴隷」の二重構造、黒人による黒人差別の矛盾。奴隷たちが歌う黒人霊歌「ロール・ヨルダン・ロール(Roll Jordan, roll)」を、ジョン・レジェンド(John Legend)が熱唱する。

 
"12 Years a Slave", produced by Steve McQueen, received the 86th Academy Award.  This movie is based on the autobiography by Solomon Northup.  In mid 19th century, Solomon, a freedman black in NY, was kidnapped and sold as a slave to a cotton farm in Louisiana.  He spent 12 years as a slave under a cruel farm owner.  This movie reveals the shocking facts of slave trades, the differences and discrimination between freedman and black slaves in America about 150 years ago.  John Legends passionately sings the black gospel "Roll Jordan, roll" in the movie.

Roll Jordan, roll 1          

流れよ、うねるヨルダン河よ                 

Roll Jordan, roll             

流れよ、うねるヨルダン河よ

I want to get to            

 私は死んだら

Heaven when I die           

天国に行きたい

To hear Roll Jordan roll 2        

そして、ヨルダン河の流れに耳を傾ける       

1-2 繰り返し)

 

My brother you ought          

我が兄弟、

To been there             

あなたはもうそこにいるのでしょう

Yes, my Lord              

そうです、主よ

A sitting in the kingdom         

あなたは王国に座しているのでしょう

To hear Roll Jordan roll         

ヨルダン河の流れに耳を傾けながら


Extra Edition ~ Amazing Grace ~

2011年2月22日のカンタベリー地震から早くも3年が過ぎ去りました。月日の経つのは早いですね。その後、地震の追悼式典で、クライストチャーチ出身の世界の歌姫、ヘイリー・ウェステンラが、「アメイジング・グレイス(Amazing Grace)」を歌い上げました。あまりにも有名なこの歌は、イギリスの牧師、ジョン・ニュートン作詞の賛美歌です。同名の映画をはじめ、数々の映画やドラマで歌われ、ヘイリーの「アメイジング・グレイス」は、日本のテレビドラマ「白い巨塔」の主題歌にもなりました。奇しくも、この地震では、カンタベリー・テレビ(CTV)ビルにて、日本人看護師が何人も亡くなっています。かつてCTV記者が、路上パフォーマンスをしていたヘイリーに目を留め、その後CTV出演を機に一躍彼女はスターダムに登って行きました。

そして2013年、ヘイリーは同じくこの式典に出席していた英国王子ウイリアムとケイト妃の息子、ジョージ王子のために、「やすらぎのハッシャバイ(Hushabye)」をリリースしています。「Hash a Bye」とは、「しっー、静かに」+「おやすみなさい」というような意味なんですよ。

 

It's been already 3 years since Christchurch Earthquake.  A Christchurch-born, world famous singer Hayley Westenra sang Amazing Grace at the earthquake memorial ceremony. 

This well-known song is a hymn written by a British priest John Newton.  There is a movie called Amazing Grace.  The song was also used in many movies and TV programs. 

Last year Hayley recorded a relaxing "Hushabye" for the British royal family.

Amazing grace how sweet the sound

アメイジング・グレイス、何と甘美な響きであろう

That saved a wretch like me!

私のような悲惨な者を救ってくださった!

I once was lost, but now am found

かつて、私はさ迷い道を踏み外したが、神に見つけられ

Was blind, but now I see.

かつては盲だったが、今は見ることができる

'Twas grace that taught my heart to fear. 

神の恵みが私に畏怖の念を教えた

And grace those fear relieved;

そして、神の恵みが恐れからの開放を教えてくれた

How precious did that grace appear,

どのように素晴らしい恵みが現れただろう

The hour I first believed. 

私が初めに信じた時に

~我等 あり~